2011 FUNKY IN 北海道 Part.28  初日 2日目 3日目 4日目 5日目 最終日
















FUNKY28年目の北海道


 毎年9月に行われる FUNKY IN HOKKAIDO も今年で Part.28 をむかえる事になった。28年前に始まったFUNKYの北海道ツーリングも、色々と形を変えながら今まで毎年行われて来たのだが、私は1回だけ参加していない回が有った。

 それは FUNKY IN HOKKAIDO が始まって数年経った時の事(私がまだ30歳代後半)だったが、いわゆる家庭の事情と言うやつで参加を断念した事が有ったのだ。

 しかし、30年近く毎年9月に北海道に行き続けた結果、9月が近づくと家族の方から

 「今年は行かないの・・?」   と聞かれるようになっていくのだった。

 もっとも最近は、私が何処に行こうが家族(と言っても今は上さんだけだが・・・)の関心は薄く、北海道に行くと言うと

 「寒くなって雨が降るって言ってたよ・・・」  みたいな嫌味を言われる程度の反応しか返ってこないのだが、この事が私に取って喜ばしい事なのかどうか複雑な心境ではある。




初日の朝 青空も出てまぁまぁの天気である。

 今回の 北海道 Part.28 は、7月のプチと同じメンバー3名で行く事になったのだが、今回も1名が1日遅れての参加となりそれに対応した準備を行う事になった。それは2009年の Part.26 と同じミッションで、緑のバイクを新千歳空港にデポしに行くミッションであった。

 前回と違うところは、秋田港のフェリー乗り場まで私が緑のバイクを運びフェリーに載せる作業を行う事で、その為私はいつもより少し早起きして緑のバイクを軽トラに載せて運ぶ事にしていた。

 そして北海道へ出発する朝がやって来た。私は家を am5:00 に出て港で緑のバイクを下ろし、店に am5:30 に到着する予定を立てていたのだが、私が目を覚ました時既に am5:00 を回っていたのある。

 私は急いで支度をして港に向かったのだが、港に着いたのが am5:30 で予定より15分も遅れてしまっていた。秋田港からフェリーに乗るもう一人のライダー GSX−R750 のK9とは店で am5:30 に待ち合わせていたのだが、その時間に15分は遅れる事が確実となった。

 もっとも、フェリーの出航時間は am7:00 なので時間的にはまだ充分余裕が有るのだが、K9が心配しているのは確実で、私は急いでバイクを降ろして店に急ぐ。

 店に到着すると私が来ないのを心配していたのだろう、K9が私のアクティを見てホッとした視線を送って来る。私は急いでGSX−R1000を工場から出し、着替えて出発の支度を整える。そしてam6:00前、私はK9と共に店を出発、再び土崎の港に向かって走り出し 2011 FUNKY IN HOKKAIDO Part.28 は無事スタートを切ったのであった。

先頭に先ほど運んだ緑のバイクが並ぶ。


 我々がフェリー乗り場に到着すると、バイク置き場に並んでいるのは私が置いた緑のバイクだけで、結局今日秋田から載ったバイクは我々の3台だけだった。

 これまで私は10回以上このフェリーに乗船しているが、秋田から乗船したバイクが我々だけだったのは初めてだったかもしれない。金曜の朝フェリーに乗って北海道に向かうライダーは少ないとは思うが、少し寂しく感じてしまいました。

 緑のバイクの後ろにバイクを並べた私は、早速乗船券を買いにカウンターに向かったのだが、今回初めてバイクをだけを運ぶ手続きを行った為少し手間取ってしまった。

 この新日本海フェリーでバイクを送る場合、乗船と下船は送り人が行う事になっており、今回の私の様に乗船と下船を行う人がいる場合は問題無いが、バイクだけを送る場合は下船の時にバイクに乗って下船する人を確保する必要が有る。

 フェリー会社によってはバイクの積み下ろしを代行してくれるところも有るようなのだが、新日本海フェリーの場合はそこが少し不便かな・・・?

 乗船時間になり緑のバイクからフェリーに載せる事になったのだが、、私は初めて ZX−10R 2010モデル を走らせる事になった。この2010モデルは、シート高は2004年モデルと同程度の高さだが、ソート幅が少し狭くなっていようで、短足ライダーには若干乗り易くなったように感じた。

 無事緑のバイクをフェリーに載せた私は階段を使って下に降りようとしたのだが、係員が乗船用のスロープから降りて良い言うので私は初めてスロープを歩い下りる事になった。歩いてみるとスロープは結構な急坂で、ここで転倒すると結構大変な事になそうな感じで、これでは係員がバイクを載せる時の間隔に気を使っているのも分かるような気がしました。

 自分のバイクに戻った私は、K9と共に無事にフェリーに乗船、荷物を下ろして客室に向かう。今日の乗船客は少なく客室は空いていると思っていたら、客数に合わせて使用する客室も減らされていて結局そこそこの混みようだった。我々は自分達のスペースを確保した後、着替えて下船までの9時間に備える。


1年越しの野望


秋田港出港 am7:00


 秋田港を定刻の am7:00 に出港したフェリーは、pm5:20に苫小牧東港に到着する予定なのだが、このフェリーに乗る場合この9時間余の過ごし方が以前から課題となっていた。しかし昨年、この時間の過ごし方にあるパターンが構築され、私は今年もそのパターンでスケジュールを組んでいた。


秋田港を出港したフェリーは北海道を目指す。









 新日本海フェリーでは昨年に引き続き今年もBINGO大会で乗船客の暇潰しに協力していて、私はそのBINGO大会から始まって3階のビデオシアターで映画観賞、その後昼食を食べて昼寝をする昨年のパターンが気に入っていたのだ。

 am9:00過ぎ、我々はBINGO大会が始まるとのアナウンスに促され会場に向かったのだが、昨年はロビーのカウンターでBINGOカードを配布するアナウンスが有ったのに今年は無かったのはどうしのだろう。

 昨年はカウンターで一人で何枚ものBINGOカードを貰えたのだが、今年はそのカード配布のアナウンスが何故か無かった。私はカウンターで複数枚のカードをゲットして当たる確率を上げようと考えていたのが、会場に行ってみると今年は係員が一人一人にカードを配布する方式に改められていた。

 それは私の様に良からぬ事を考える輩の対応策と思われ、新日本海フェリーも日々改善を行っているようです。私とK9は昨年と同じ一番後ろの席に陣取ってBINGO大会に臨んだのだが、カードを配るお嬢さんは前の席から順々に我々の陣取る奥の席に向かってカードを配り始める。

 彼女は我々の手前まで来て一瞬横奥の席に行き掛けたのだが、思い直して我々のテーブルにカードを2枚置いて他のテーブルに回って行ったのだが、この彼女の行動が後で大きな意味を持つ事をその時の私は分かっていなかった。

 会場の皆さんにカードを配り終えたお嬢さんは、マイクを片手に 数字 と B・I・N・G・O のアルファベットが書かれた玉の入ったカゴを回し始める。



くるっと回って運命の分かれ道!!

 ここでこのBINGO大会の景品を紹介しておこう。1等がこの船内で使用出来る商品券三千円分(昨年は五千円の食事券だったのに・・・、これって経費節減?)で、1等から4等?まで有った様に記憶する、

 しかし、私の興味は三千円の商品券にしかなく、私はその三千円でレストランの隣に在るグリルで、豪華なランチを食べる事を目論んでいた。

 それは昨年からの私の野望ともいえる願望であったのだが、以前から閉ざされたグリルの中で優雅に食事をする方々を見るに付け、私はあのテーブルで一度はハイソな食事をしてみたいと思っておりました。

 もっともグリルで食事をしたければお金を出せば済む事なのだが、私の中でこのフェリー内の食事に2000円以上出す気持ちは無く、その為グリルで食事をするにはBINGO大会で3000円の商品券をゲットする必要が有ったのである。

 しかし、昨年のBINGO大会では最後までリーチも掛らなかった私は、1等を獲りたい気持ちは満々だったが内心期待はしていなかった。ゲーム進行役のお嬢さんは籠を回転させて次々に番号が読み上げていくのだが、私だけでなく周りからも暫くリーチの声は上がらなかった。その内私にリーチが掛り、K9にもリーチが掛って私に2つ目のリーチが掛った。

 私にリーチが掛る位だから他の人にもリーチが掛っている筈で、私は期待していないで読み上げられる番号を聞いていた。

 「 の○○ 」 数字は忘れてしまったが、上から4段目の行に掛っていたリーチのGの列の番号が読み上げられたのである。


3千円分の船内商品券(当日有効)
私はこの券を持ってレストランに向かったのだが・・・。
 「 ビンゴーッ 」 私、思わず声を上げてしまいました。

  カードを手に景品を受け取りに前に出て行く時私はガッツポーズをしていたようなのだが、途中にいたお客さんがハイタッチの手を揚げくれて、私は年甲斐もなく手を合わせてしまいました。

 考えてみると最近人前でガッツポーズをするような事は全く無かった私は、三千円の事ですが本当に嬉しかったのだと思います。少なくても宝くじで三千円当った時より、10倍は嬉しかったです。

 そして千円券3枚が入った封筒がお嬢さんから私に渡され、私の念願していたハイソな昼食が現実のものになろうとしていました。




あこがれの豪華なランチ

 その後もBINGO大会は続けられ、K9も昨年に引き続きストラップをゲットし今年のBINGO大会の戦果はFUNKYに取ってこの上ないものになったのであります。

  BIONGO大会が終了すると私は早速レストランに向かい、レストランの隣に在るグリルの案内が書かれたポスターの前に立つ。グリルのランチは、2,500円と3,500円の二種類があって、3,500円のランチはメインディッシュが魚料理と肉料理の両方、2,500円はどちらかを一つ選択するものだった。


 私は3,000円の商品券を使って2,500円のコースを二人分 5,000円(各自1,000円自腹)を食べる事を決め、私は豪華なランチを食べる自分の姿を想像しながらてその場を立ち去ったのだが、ポスターの下に書かれていた重要な一文を見落としていた事に気付いていなかった。

 私はスケジュール通り映画を観賞する為3階のビデオシアターに向かったのだが、am12:00過ぎ アイアンマン2 を観終わってK9と共に再びグリルの前に立った時、私は取り返しのつかない間違いをした事に気付かされるのである。



私は不覚にも一番下に書かれていた一文を見逃してしまったのである。

 私はグリルに入ろうとドアーを開けようとしたのだが、ドアーはロックされていて開かなかった。そうこうしている内に、K9が先ほど私が見たポスターの下に書かれていた一文をに気付き、私に教えてくれるのであった。

 そこには ランチの申し込みは 当日の am11:00まで に行うように書かれていて、今の時間は am12:00 を回っている訳で、それは私が夢に見ていた豪華なランチが消えた瞬間だった。

 私は一瞬頭の中が真っ白になったのだが、一応確認の為隣のレストランにグリルのランチの事を聞きに行くと、レジのおじさんは

 「グリルのランチには予約が必要です。」 

 「・・・ですよねーぇ 」 


 結局、私が夢見た豪華なランチはレストランのランチバイキングと中瓶ビール 3,200円(各自100円自腹)に変わってしまったのだが、我々はBINGO大会の戦果を充分に堪能したのでありました。



BINGO大会の戦果はこれに変わりました。

  
 ランチバイキングを食べながら来年またこのフェリーに乗る事が出来たなら、再びBINGO大会で1等をゲットして、グリルで豪華なランチを食べると心に誓ったのでありました。

 昼食を食べた後、私はスケジュール通り客室に戻ってお昼寝の時間になったのだが、今回も寝たような寝てないような中途半端な時を過ごして3時過ぎに起きてしまうのでありました。

 フェリーは予定より早く苫小牧東港に到着する事になったのだが、バイクの下船は最後で北海道の大地に降り立ったのは到着予定のpm5:20頃になっておりました。



ミッションを貫徹


北海道に着岸しても、バイクが下船
するまでは結構時間が掛る。

 私は2台のバイクをフェリーから下ろした後、早速緑のバイクに跨り荷物を降ろしたK9のGSX−R750と共に新千歳空港に向かう。

 ここで初めて乗ったZX−10R(2010モデル)の印象を書いてみようと思う。以前のZX−10R(2004モデル)の比べると中低速のトルクが太くなって街中で走り易くなった印象が有ったが、TOPギヤで4千回転付近でエンジンの微振動がハンドルに出ていて手が痺れてしまった。

 今回は高速域で走る機会は無かったが、中低速域で走ってもフレーム剛性が2004年モデルより上がっているのが分かったし、オーリンズのステアリングダンパーが効いているのか、ハンドリングも軽くしっとりと落ち着いたもので、2004モデルと比較すると安心感の有るハンドリングになっていた。

 この 2010 ZX−10R のオーナーさんは、このバイクに乗ってまだ日が浅いくこのバイクに慣れるのには今少し時間が必要と思われるが、その状態でも以前のバイクよりは安全に速く走れるのではないと思う。

 ZX−10Rは、2011年モデルでフルモデルチェンジを受けエンジンからフレームまで一新されたが、2004年から改良を続けてきた最終型が2010モデルなわけで、10Rのオーナーさんは今6年間の改良の成果を感じながら走っているのである。

 苫小牧東港から新千歳空港までは1回右折して道なりに走れば30分程で到着するのだが、前回(2009年)行った時と空港のパーキングの様子が変わっていた。前回は国際線ターミナルの工事中でパーキングの周りに塀が張り巡らされ入口も数っ所有ったが、今回はその工事が完成していてパーキングには道路から専用レーンで入るようになっていた。

 私はその専用レーンに入ってBパーキングのゲートに向かったのだが、K9にはBパーキングの出口で待つように指示していて、K9は別ルートでパーキング出口に向かった。しかし、国内線ターミナルの状況も変わっていたようで、K9は迷って何回かのUターンを強いられBパーキング出口への到着が遅れてしまうのであった。

 私は前回来た時に学習したようにゲートのインターホーンで係員にゲートを開けてもらい、係員がいるBパーキング出口事務所に向かう。すると係員が事務所の外で駐車券を手に待っていて、私は駐車券を受け取って事務所の奥に在る2輪用パーキング(屋根付4〜5台格納)に向かう。

 パーキングにはスクーターが1台停められていて、私はスクーターで空港に来て飛行機で出掛ける人がいる事に少し驚いてしまった。しかし、我々ようなケースも有るるわけだから、我々の方が驚くべきケースなのかもしれません。

 ZX−10Rをパーキングに納めた私は徒歩でBパーキングの出口に出たのだが、そこにK9の姿は無かった。K9はその時Bパーキングの出口を探して悪戦苦闘の最中だったのだが、私はK9がそんな事になっているとは知らない訳で、アクセス道路の方までK9の姿を探しに行く。

 しかし、そこにはK9の姿は無く私が焦りを感じながらBパーキングの出口に戻って行くと、遠くにK9の姿を見付けてホッと胸を撫で下ろす。私は急いでゲート出口まで戻ったのだが、その時の私は結構な汗をかいていた。その日は少し動き回れば汗を掻いてしまう陽気だったのだが、今回の北海道で暑かったのはこの日までで、次の日から次第に季節が夏から秋にシフトしたいき汗を掻くような事は無くなっていくのである。

 新千歳空港をタンデムで後にする頃には陽も落ちて、ライトの明かりがハッキリするようになっていた。私は原野の中に伸びる真っ暗な道を浜厚真に向かってひたすら走る。2009年はタンデムする為にGSX−R750のタンデムシートを持参して来ていたが、今回はリヤバッグの外してバッグ取り付け用プレートに座る形を取った。

 バッグ取り付け用プレートはタンデムシートの上にボルトオンされており強度は充分で、座る面積も広くて安定して座れるとタンデムライダーに好評でした。バッグ取り付け用プレートはバッグの取付だけではなく、タンデムする時にも有効なプレートのようです。

 pm6:30頃フェリーターミナルに戻ると、我々が乗って来たフェリーで秋田・新潟方面に向かうバイクが集まり始めていた。トラックの積載も始まって慌ただしさを増したフェリーターミナルを後にした我々は、2台で平取に向かう。


10年ぶりの平取温泉


ふれあい館 部屋は4つ有ります。

 例年ですとこれから穂別の民宿ポレポーレに向かうのがFUNKYのパターンなのだが、今回はポレポーレが満室の為(道東道の夕張〜占冠間の工事が追い込みで、工事関係者でウイークデイは満室)我々は10年ぶりに 平取温泉 二風谷ファミリーランド ふれあい館 に宿を取っていた。

 ふれあい館は、素泊まりの宿だが、温泉は付いているしリーズナブル(素泊まり寝具付2000円税込)だし、何より今回予定している襟裳岬に行くのに都合が良かった。



平取バイパスに在るローソン



 我々は穂別に向かうように鵡川から道道74号に入り、平取に向かう道道59号への信号を右折して平取に出る。予定ではここでジンギスカンで夕食を取る事にしていたのだが、平取温泉の受付がpm8:00頃までの為時間が無く、今回はバイパスのローソンで夕食と飲料を買って、ふれあい館で食べる事にした。

 私は平取の街から平取温泉までは直ぐだったと記憶していら、これが結構距離が有ってなかなか着かず少し心配になってしまった。しかし、二風谷の集落を通過し、暗闇から現れた平取温泉の看板を右折して、我々は無事pm8:00前に平取温泉に到着する。

 走り慣れた道であれば暗くても問題は無いのだが、知らない夜道(特に北海道の道は・・・)は何が出て来るかも分からず不安になってしまった。何とか8時前に平取温泉のフロントに立った我々は、受付を済ませ部屋の鍵を貰って少し離れた(入口に近い)ふれあい館に向かう。


入口を入ったところにには小上がりと厨房
(冷蔵庫や流しetc)テーブルが置かれている。

 ふれあい館の外観は10年前と殆ど変っていないような感じで、入口の横には10年前と同じくコカコーラの自販機が置かれていたが、外に明かりは無くバイクのライトが消えると辺りは真っ暗で、荷物を降ろすのにも暗くて大変だった。

 建物の内部は10年前と殆ど変っていなかったが、置かれている物が少なくなってスッキリした感じになっていた。我々は、2階の部屋に荷物を揚げてから着替えて平取温泉に向かったのだが、これまた辺りは真っ暗で何処が道なのかも分からず、目が慣れるまで手探り状態でしたね。

 平取温泉の入浴料は大人500円なのだが、pm7:00以降は半額の250円になるらしく、我々は半額で入る事が出来た。閉館はpm9:00でまだ時間は充分有り、私はゆっくりと温泉に入って缶ビールのプルトップを開けて乾杯する。

 ここの温泉は冷泉を沸かして使用しているようなのだが、浴場は広く湯船も石造りの大きな物でゆっくりと入れて(最初は二人だったが、途中から独りになって大きなお風呂が貸し切り状態)良かった。玄関を入った所に在るロビーにはびらとり和牛の直売所(店はもう閉まっていたが)が有って、そこではのA5ランクのびらとり和牛をお安く販売しているようだった。

 私はその店頭に並んでいた和牛スープカレー(北海道のスープカレーが食べてみたかった)が気になって購入も考えたのだが、ここでお土産を買ってしまうと帰るまで積んで走らなければならず諦めました。

 玄関前にヤマハのビッグトレイルが停まっていて、私はどんな人が乗っているのか気になっていたら、私が温泉に入っていた時に居た人だった。年齢は40歳代後半?位で、あの手のバイクに乗りそうなタイプの人・だったが、ここには温泉に入りに来ていたようで喫煙所でタバコを吸った後出て行った。

 この時間(午後九時少し前)から何処に行くのか気になったが、何処かにキャンプしていて温泉に入りに来ていたのかもしれない。最近の北海道では大きな箱を取り付けたビッグトレイル(BMWが多いが)が幅を利かせている。

 キャンプ道具一式を箱に詰め気ままに走るツーリングも楽しそうなのだが、私の場合身体的理由からあの手のバイクに乗れない事情(シート高?)が有って、実現が難しいツーリングスタイルではある。私の足がもう10cm長ければ、私のバイクライフももっとバライティーに富んだものになった筈なのだが・・・。

 温泉から戻った我々は、遅い夕食を食べながら、ローソンで買った飲料を飲みながら、実質明日から始まるFUNKY北海道を語りながら時間を過ごし、早目に床に着く。


 明日は久しぶりに襟裳岬に行きます。


by Ryuta

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